岩手ジャズ日誌

事務所協賛ライブのご案内

拝啓 12月2日(日)午後4時からおでってホールで行う丸山繁雄・酔狂座コンサートのご案内をさせて頂きます。

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私の若い頃からの趣味の一つにジャズがあります。水沢高校時代は、開店して間もない一関ベイシーに毎週のように通いました。20年前に東京での弁護士生活から岩手県に戻り、盛岡市内で法律事務所を開業したのをきっかけに、プロのライブにできるだけ行くようにし、次第にミュージシャンの知り合いが増え、ピアニストの辛島文雄さん、板橋文夫さんのグループのライブをすぺいん倶楽部を中心にして、毎年3、4回主催し、ボーカルのTOKUや今回ご案内の丸山繁雄さんのグループも主催しました。主催以外でも、いくつかのライブではチラシ作成や集客に協力しています。「いわてジャズ」では、一昨年「岩手ジャズ大学」というイベントで、コーディネーターをやりつつ岩手のジャズの歴史をスライドで解説しました。イベントではカメラマンを頼まれることもあります。すぺいん倶楽部の壁は私が撮影したライブ写真で飾られていますので、ぜひ足を運んでご覧になって頂きたいと思います。なお、私自身もジャズピアノやボーカルを楽しんでいます。

さて、12月2日におでってホールでコンサートを行う丸山繁雄さんは、先輩のタモリ氏も所属していた早稲田大学モダンジャズ研究会(通称ダンモ研)からボーカルを始め、プロとしても45年以上のキャリアとジャズ書で日本大学から博士号を授与された日本のミスター・ジャズボーカルです。昨年亡くなった大御所ジョン・ヘンドリックスとの共演を通じて、丸山氏は「The Man(彼こそは本物)」と言われました。昨年度はその功績から、日本ジャズ音楽協会会長賞と日本ジャズボーカル大賞の二つの賞を獲得しました。小手先の発声ではなく、スインギーな曲からスローバラードまで、胸郭を響かせて美声を聴かせます。丸山氏の発声術、ジャズ曲の解釈を習うため、全国のスクールで男女問わず多くの生徒が研鑽に通っています。
 共演のテナーサックスの山口真文さんは、慶応大学法学部の出身で大学時代からビッグバンドで活躍、一時社会人になりながらもジャズの道を求めてプロになり、キャリアを積んで、多くのミュージシャンから信頼されています。

今回のコンサートでは、盛岡市を中心に音楽活動をしている金本麻里さんがゲストで入ります。昨年丸山氏と共に同じ日本ジャズボーカル賞で新人賞を獲得し、都内で一緒に表彰を受けました。横浜市ジャズ喫茶のちぐさ賞も受賞して、すでにCD3枚をリリースしています。彼女は、障がい者施設で働きながら、開運橋ジョニー等でライブを行い、今年も横濱ジャズプロムナードに出演しています。日本ジャズ賞大賞と新人賞とのコラボレーションは盛岡だけです。

今回はジャズバーではなくホールでのコンサートですので、120人のお客様に入って頂くことを目標としております。日曜日の夕方、ぜひご家族、同僚とお過ごし頂きたいと思います。小学生以下は無料としましたので、お子さんにも聴かせて上げて下さい。

弁護士 吉 田 瑞 彦
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